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アークライト・ゲーム賞2026

●アークライト・ゲーム賞とは

ゲームマーケットにて発表される優れたゲームを、アークライトが商品化を前提に評価する賞です。
特に登録などは必要なく、アークライト社が独自に選考を行います。
大賞の発表は、ゲームマーケット2026秋アークライトブースにて予定しております。

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●ノミネート作品(合計14タイトル 50音順)

『オバケなんです』(FoUNtain 様)
スマホで撮った集合写真から、ひとりだけ違う表情をした「オバケ」を見つけ出す正体隠匿パーティーゲームです。全員でお題に沿った表情をしながら撮影し、写真を見ながら誰がオバケかを議論して投票します。最も魅力的な表情を選ぶMVP投票もあり、全員が本気で顔を作る点がユニークです。表情が推理の手掛かりになると同時に笑いも生んでおり、遊んでいる光景も楽しげです。プレイ後に写真が思い出として残る点も特徴的です。

『ぎりぎりラビリンス』(タレるヤ 様)
敵を倒してなるべく多くのコインを獲得しつつ、迷宮からの脱出を目指すゲームです。毎ターン、カードを並べていくだけですが、攻撃力を高めて敵を倒したり、HPがなくなって敗北したりと、まさに迷宮探索という雰囲気が表現されています。チキンレースやババ抜きといった要素が上手く組み合わさっており、対人戦の読み合いの楽しさと、論理と運からなる戦略性の楽しさの両方が、短いプレイ時間の中に存分に盛り込まれています。

『クイズ!ブブンブンカツスイッチ』(Avignon Games 様)
バラバラになった問題文から答えを紐解くクイズゲームです。クイズの問題文は「くじゅう」「といえば?」「ひゃ」「のおう」のように4つに分解され、それぞれが4つのボタンに配置されます。回答者がボタンを押すと、出題者がその部分を読み上げます。脳内で問題文を組み替えて解読するヒラメキ体験が新鮮で、ボタンを押して読み上げてもらうだけでも面白いです。説明1分ですぐに楽しめ、隣で見ていた人が思わず参加したくなる魅力があります。

『GROUND SOFT』(YOSHIHARU PLAYHOUSE 様)
ダイスを使わずにゴールを目指す、心理戦すごろくゲームです。1〜6の数字を同時に選び、最も大きな数字を出した人が進むのですが、バッティング要素があり、読み合いが生まれています。使用した手札が表向きで捨て札となったり、止まったマスが徐々に明らかになったりと、後半に相手の手札や盤面を見た駆け引きが深まる仕組みです。すごろくの分かりやすさに、心理戦の緊張感と成長の高揚感が加わり、新たなすごろくを予感させます。

『CRYPTID SPOT』(POLAR POND GAMES 様)
UMAアイコンを集める、バッティング×正体隠匿×市場操作ゲームです。場に並んだ4種のUMAカードのうち、どれを取りたいかを一斉に公開します。誰とも被らないようにしてカードを集めたいのですが、被らせることが目的の人も1人紛れています。各自の動きから、正体を推測しましょう。また、カードが被るとアイコンの市場価値が変動するため、ときには被りたいことも。さまざまな要素を「1枚伏せて出す」でシンプルにまとめた設計に注目です。

『32LDK』(ロクジゾー 様)
ゲーム終了タイミングになるべく手札を減らしておきたい、手札管理が楽しい心理戦のゲームです。内容物は1~32の数字が書かれたカードだけ。手番では直前の数字より大きい数字を出すだけと、とてもシンプルながら緊張感のあるやり取りが楽しめます。相手の手札や伏せ札からもカードが出せることや、手札を無くしてもゲームが終わらないという点がユニークで、ゴーアウトの新しい形を提示した一作です。

『STORM IN A TEACUP』(ごみ国際 様)
手札を出し切ることを目指す、大富豪のようなゲームです。カードがたったの3種類のみ(ティー、ミルク、レモン)で、数字も何もないのが特徴です。本作では手札を入れ替えることができませんが、隣り合うカードを組み合わせて複数枚出せます(ティー+ミルクでミルクティー、ティー+レモンでレモンティー)。この組み合わせが世界観と合っていて直感的で理解しやすく、3種のカードのみで多様な展開と戦略を生み出している点が秀逸な作品です。

『ちょろぎ』(チップキックゲームズ 様)
手札を出し切ることを目指す、大富豪系のゲームです。なるべく早く手札を減らしたいのですが、なんとパスをしても手札を1枚減らせます。矛盾のようですが、パスをして手札がなくなると脱落してしまうのがポイントです。きちんと上がり切るためには強い手札を作る必要があり、そのために捨て札からカードを獲得するアクションが用意されています。新鮮ながらもどこか懐かしさがあり、どこかドイツゲームを思わせる硬派な一作です。

『ドミドミバーガー』(三ツ星まかろん 様)
カード3枚を並べたり重ねたりしてハンバーガーを完成させる、成長要素を備えたパズルゲームです。具材を効率よく並べて高得点を狙いつつ、減点となるネズミを隠す配置を考えます。ラウンドごとにカードの強化や店舗の拡張などができるため、目先の得点と将来のための投資のジレンマがあり、毎回異なる展開を楽しめます。パズルと成長要素をシンプルかつ戦略性あるバランスで融合させており、繰り返し遊びたくなる作品です。

『ぬすっとキャット』(イブインク 様)
宝石泥棒バッティングゲームです。中央の宝石に対して、欲しい個数(数字カード)を各自が伏せ、親から順番に公開します。この「順番」というのが肝心で、前の人と同じ数字を後の人が出したら宝石を横取りできます。よって前の人は被りを避けたい、後ろの人は被せたい、の思考の差が生まれます。さらにランダムな宝石の数や、前の番で出したカードが使えない仕組みによって、毎回状況が変わり新鮮に遊べます。シンプルな仕組みが見事に噛み合っています。

『ハッタリ配送センター』(Adacoda 様)

すぐに得点するか、もう少し成熟するのを待つか、判断が楽しいチキンレース系のゲームです。人数分の列があり、手番では「カードを伏せて追加する」か「1つの列のカードをすべて獲得する」かを選びます。カードにはハズレがあるため、他の人の言動からハズレの有無を推理するのが楽しく、獲得したカードを公開していくドキドキがあります。ラウンドが進むほどに興奮が増す仕組みも見事で、大逆転もできるバランスが素晴らしいです。

『ピタッコカルタ』(イブインク 様)
かるたのように広げたひらがなタイルを、1文字ずつ手で押さえて言葉を作る協力ゲームです。お題に合う言葉を考え、1文字目から順番にタイルを押さえていきますが、相談や合図は禁止です!他の人が選んだ文字から、作ろうとしている言葉を想像し、力を合わせて完成を目指します。間口の広さが大きな魅力で、協力している実感があり、遊んでいる姿も楽しく、パーティーゲームの新定番になる可能性を感じます。

『ヒントボム』(ほしのシンヤ 様)
お題の単語を当ててもらう、シンプルなワードゲームです。親が単語を見て、その単語を子のプレイヤーに伝えようとするのを繰り返します。親はヒントを単語で出すのですが、使える単語の数がかなり制限されています。情報が足りないように見えますが、山札にお題の文字数が書いてあるため、少ないヒントでも連想できる仕組みです。ヒントと文字数が上手く嚙み合って、お題を連想できたときの気持ち良さが素敵な作品です。

『ボルドーの丘』(さとーふぁみりあ 様)
地形タイルを配置して得点を競うタイル配置ゲームです。特徴的な五角形の地形を選び、自分の土地へつなげて頂点を完成させ、得点を獲得します。タイルは頂点ごとに角度が異なるので、頂点の組み合わせを毎手番じっくり考えさせられ、効果的な配置を見つけ出す楽しさがあります。特殊なタイル形状を面白さへ昇華した独自性が高く、シンプルなルールでありながら思考の余地もある、ライトな中量級ゲームとして魅力があります。

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