ボードゲーム
ito
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・イラスト:326(ナカムラミツル)
どんなゲーム?
●【1分でルール解説】『ito』
「数字を口にしたらアウト!」という制限の中でテーマに沿って表現し合い、危機からの脱出を目指します。
伝わりそうで伝わらないのがもどかしくも楽しい、価値観のズレに大笑いするパーティーゲームです。
2つの遊び方で、何度でも楽しくプレイ可能です!
『クモノイト』 ~監獄からの脱出~
完全協力の会話ゲーム!
『アカイイト』 ~沈む船からの脱出~
協力と裏切りの会話ゲーム!
『クモノイト』ルールでの遊び方
このゲームは全員が仲間の完全協力ゲームです。
プレイヤーの皆さんは「クモ」と呼ばれる正義の盗賊団です。
ある日あなた達は罠にハマり、敵のアジトに捕まってしまいました!
隠し持っていた秘密道具「クモノイト」による脱獄を企てますが、この特殊なロープは非常に細いため、切れないよう1人ずつ登らなくてはなりません!
看守に脱獄がバレないよう世間話のフリをして脱出する順番を決め、全員脱出しましょう!
ゲームの概要
ゲームの準備
① 「ナンバーカード」をよくまぜ、ウラ向きの山札とします。
②①の山札から各プレイヤーに1枚ずつ手札を配ります。手札の数字(ナンバー)は自分だけが確認できます。
③「テーマカード」をよくまぜ、ウラ向きの山札とします。
④「ライフカード」をライフ3の面が上になるように重ねておきます。ライフは全員で共有します。
⑤箱のフタに「クモノシート」をセットし、カードを出す「場」とします。
1.テーマの決定
テーマカードを2枚ほど引き、全員がうまく話せそうなテーマを相談して一つ選びます。
2.手札の宣言
各プレイヤーはテーマに沿った言葉で、自分の手札にある数字を表現します。ただしナンバーをそのまま口にするとゲームオーバー! どれだけ皆が想像しやすい言葉で表現できるかがこのゲームのキモです。順番はないので思いついた人から宣言してください。
3.フリート―ク+カードを出す 4.ステージクリア
全員が手札の数字を表現したら、以後はテーマに沿った会話なら自由にできます。
フリートーク中、誰でも好きなタイミングで手札を場に出すことが出来ます。
カードを出すときは、「カバを出したいです。いいですか?」などと全員に確認を取ってから出してください。1枚目を場に出した瞬間から、脱出が始まります。
!注意!
カードは 「小さい順(1→100の昇順)」 に出さなくてはなりません。
失敗した場合、即座に「ストップ!」と言ってゲームを一時停止し、出せなくなったカードを全てオモテ向きで場の脇によけます。よけた枚数と同じだけライフを減らします。
ライフが0になったらゲームオーバーです。
全員の手札が0枚になり、まだライフが残っていればステージクリア!次のステージに挑みます。
1stステージ→2ndステージ→3rdステージとクリアすると、ゲームクリアです!
5.次ステージの準備
① ステージクリアボーナスとして、ライフを1回復します。ただしライフは3が上限で、4以上にはなりません。また、2人プレイではライフの回復を行いません。
② ナンバーカードをすべて集め、山札を作り直します。
③ ②の山札から手札を配り直します。
配る枚数はステージが進むごとに1枚増やします。(2ndステージは2枚、3rdステージは3枚)
④ 準備が終わったら、新しいステージの 「テーマの決定」に進みましょう。
★「モモちゃん発見」(3rdステージのみ)★
ナンバーカードから1枚引き、オモテ向きで場の脇に置きます。
引いたカードの数字を 「モモちゃん」のナンバーとします。
3rdステージでは 「手札の宣言」の時、追加でモモちゃんの宣言も行います。
宣言の内容は全員で相談して決めて下さい。
モモちゃんのナンバーと宣言は、カードを出すうえで大きな指針となるでしょう!
6.ゲームの終了
以下のどちらかでゲームは終了します。
●3rdステージをクリアした → 脱出成功で全員勝ち
●ライフがゼロになった → 脱出失敗で全員負け
・なるべく名詞で表現するべし?→◎「ゴリラ」
・どうしても名詞が出なければ形容詞でもOK?→〇「ゴリラよりちょっと小さいくらいの生き物」
・補足を入れるととても良い?→??「ちょっとガタイ良さげな子供のゴリラ」
・表現は何度変更してもOK!→「やっぱゴリラじゃなくてサイ!」
・複数人が同じ言葉で表現してもOK→「私キリン!」「え。ぼくもキリン!」
・質問し合い、うまくニュアンスを掴むべし→「そっちのキリンってオス? メス?」
『アカイイト』ルールでも遊べるよ!
「アカイイト」は協力と裏切りのゲーム。
ナイトクルーズの参加者となり船上パーティーで「運命の相手」
を見つけ、沈みゆく船から脱出することを目指します。アカイイトでは手札は必ず1枚です。会話の中で運命の相手を探していきます。
運命の相手とは、「2人のナンバーを足して100になる相手」です。運命の相手がいないと思ったら、「足して100を超えず、より100に近い相手」を探しましょう!
また、「アカイイト」ではウソをつくのも戦術の一つ!例えば「99」を引いたときなど、誰もペアになってくれそうにないと思ったら、ウソの宣言でペアになり道連れにできます。逆に「100」ピッタリのペアができた時は気持ちいい!
『クモノイト』ルールとの違い
・手札は毎回1枚です。
・『アカイイト』ではスタートプレイヤーから時計回りで数字を宣言します。
・スタートプレイヤーには「お題」の決定権があります。
「クモノイト」ルールに慣れた方はぜひ、もう1つの遊び方「アカイイト」ルールで遊んでみてください!
『ito』レポート漫画を描いて頂きました!
「ito」商品概要
価格:\2,200(消費税10%込)
プレイ人数:2~10人
プレイ時間:約30分
対象年齢:8歳から
©2019 Arclight, Inc. / 326
内容物
★ナンバーカード:100枚
★ライフカード:2枚
★クモノシート:1枚
●テーマカード:50枚
遊び方説明書:2枚
※カードサイズ:★63×88mm、●44×63mm
【2019年8月8日発売】