レイルウェイブーム

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豪華クリエイター陣が贈る、至高の競りゲーム!

プレイ人数:2~4人 プレイ時間:60~120分 対象年齢:14歳以上

ゲームデザイン:Hisashi Hayashi
デベロップ:Simone Luciani
イラスト/グラフィック:Ian O’Toole
説明書/DTP:出嶋 勉
編集:橋本 淳志、Marcello Bertocchi
企画:鈴木 健右
海外対応:Patrick Flanagan

どんなゲーム?

19世紀後半、日本では明治時代のはじめごろ、新橋―横浜間の鉄道開業があり、新たな輸送手段の登場に日本各地で鉄道ブームが起きていました。
プレイヤーは日本の大富豪となり、自分の資本で鉄道会社を経営していきます。
金、資材、技術、石炭といったリソースをやりくりし、最後にもっとも名を馳せるのはどのプレイヤーでしょうか?

本作は全4ラウンドを通して、最終的にもっとも多くのVP(勝利点)を獲得したプレイヤーが勝者となります。
1ラウンドは6つのフェイズで構成され、そのうち4つのフェイズで競りが発生します。
競りを行うフェイズでは、リソースを使ってプレイヤー同士で行動順を獲りあいましょう!

ゲームの準備

全体の準備……ゲームボードを広げ、目標カードルートカードを左右に4枚ずつ配置します。各カードを種類ごとにわけ、それぞれを山にして配置します。
各自の準備……色を一つ選び、その色の各コマと初期列車カードを手元に置きます。プレイヤーボードを広げ、プレイヤーボードとゲームボードにコマを配置します。

これで、ゲームの準備は終了です。

ゲームの遊び方

このゲームの競りは、手番順を決めるために行います。競りに使うリソースは、フェイズ毎に違います。
入札トラックの一番後ろ(左)のプレイヤーから順番に、全員が確定させるまで入札ディスクを進めます。

全員が確定させたら、マスの数字と順位に応じてリソースを支払います。

ゲームの流れ

Ⅰ. 車両フェイズ
ここでは手番順に列車カード貨車カードを購入します。購入したカードは「Ⅴ. 運行フェイズ」で連結し、運行することでリソースを生むのですが、列車は運行する際の積載数や必要な石炭数が違うので、ここでより良いカードを手に入れることが重要です。

Ⅱ. 路線フェイズ

自分の鉄道をどの都市から伸ばしていくかを選びます。線路を伸ばせる長さは都市によって異なり、通る土地によっても変わります。立地の良い駅は収入や資源が多く、線路も遠くへ引けるため、後手になると欲しい場所が埋まってしまいます。


Ⅲ. 発展フェイズ
収入を増やしたり、線路を伸ばしたり、能力を手に入れたりと多彩な効果を持つ発展カードを購入します。カードは1回だけ効果を発揮するものや、ずっと効果を発揮するものもあり、戦略に合わせてどれを選ぶかが勝敗を大きく左右します。

Ⅳ. 収入フェイズ
ゲーム中では各リソースに収入Lvが設定されており、そのレベルを元にリソースを手に入れます。

Ⅴ. 運行フェイズ
列車に資源を積み込み、石炭を消費して運行しましょう。貨車は列車に連結することで列車の積載物との相乗効果を生み出します。うまくいけば、ここでも大量のリソースを獲得することができます!
Ⅵ. 目標フェイズ
手番順に目標カードの空きマスを上から埋めるようにキューブを置きます。ここで決めた倍率と達成数の分だけ、終了時に大量得点がのぞめます。

ゲームの終了

4ラウンドが終わったら、最終得点計算に進みます。各カードの目標を1枚ずつ解決し、使わなかったリソースや、自線路からもVPを獲得します。もっともVPが多かったプレイヤーの勝利です。

オススメポイント

行動順を決めるアツい競り

マスやカードには明確な強弱があり、先手を取れば強力な選択肢を得やすくなります。しかしそれらの価値は戦略によっても変わるため、状況に応じた判断力が試されます。どこで競りのリソースを投入するかが勝負の分かれ目!常に先を読む力が求められるため、「運のせい」と言えない緊張感ある勝負が楽しめます。
またインディーズ版との違いとして、競りが一斉公開ではなく吊り上げ方式になりました。相手の一手一手を見極め、どこまでリソースを出すかを考えましょう!

多様な得点手段の取捨選択

マスに線路をどうやって敷いていくか、どのくらいプレイヤーボードの各収入Lvが進んでいるかなどはゲーム中のリソース獲得にももちろん関わりますが、そのゲームで使うことになる目標カードによっては、終了時にも大きな得点源になります。ただし目標カードは最初に公開されているものの、どのくらいの倍率でVPが手に入るかは各ラウンドの終盤にならないとわかりません。いま必要な行動か、最後に大きく得点を伸ばせる行動か、大局を見ての選択の連続が楽しめます。

豪華クリエイター陣

オリジナル版のゲームデザインは、日本人初のSDJ賞『ボムバスターズ』の林尚志氏!さらに、数々の名作を手がけたSimone Luciani氏が本作をデベロップしています。アートワークは『カンバンEV』などを手がけたIan O’Toole氏と、豪華なクリエイター陣が集結した本作をお楽しみください。

商品情報

価格:8,800円(消費税10%込)
発売元:株式会社アークライト
箱サイズ:220 x 310 x 50 mm
© 2025 OKAZU Brand / Arclight, Inc.

内容物

・ゲームボード:1枚
・プレイヤーボード:4枚
△初期列車カード:4枚
△列車カード:22枚
△貨車カード:30枚
△発展カード:74枚
☆主要駅カード:36枚
☆目標カード:18枚
☆ルートカード:7枚
・リソースタイル:100枚
・2-3人用入札表タイル:1枚
・都市タイル:50枚
・鉄道コマ:120個
・主要駅コマ:16個
・キューブ:92個
・入札ディスク:4個
・VPコマ:4個
・目印コマ:4個
・ルール説明書(日本語、英語):各1冊
[カードサイズ:△44×63mm、☆63×88mm]

※本商品は、日本語と英語の両方で遊べる仕様となっています。

【2025年11月7日発売】

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